CDバブルとメガヒットの時代:1990年代の熱狂

ミリオンセラーが当たり前だった「CDバブル」

1990年代は、日本の音楽産業が史上最も輝き、文字通り「CDが飛ぶように売れた」時代でした。テレビドラマの主題歌やCMソングに起用された楽曲(タイアップ)は、翌日にはCDショップの棚から姿を消し、毎週のようにミリオンセラー(100万枚突破)が誕生していました。

シングルCDは現在のストリーミング再生とは異なり、「モノ」としての所有欲を満たすステータスでもありました。友人同士でCDの貸し借りをし、カラオケボックスで熱唱するという一連のサイクルが、巨大な音楽市場を形成していったのです。

小室ファミリーとビーイング旋風

この時代の音楽シーンを語る上で欠かせないのが、特定のプロデューサーや制作会社による旋風です。その筆頭が「小室ファミリー」でしょう。小室哲哉プロデュースによるTRF、globe、安室奈美恵などは、ユーロビートやテクノを取り入れた最先端のダンスミュージックで、日本のJ-POPの定義を大きく塗り替えました。

また、B'z、ZARD、WANDSに代表される「ビーイング系」アーティストたちもチャートを席巻。親しみやすいメロディとロックサウンドの融合により、世代を問わず愛される名曲を数多く生み出しました。

カルチャーの発信地「渋谷系」

メインストリームの熱狂と並行して、洋楽志向のリスナーを中心に局地的なムーブメントとなったのが「渋谷系」です。フリッパーズ・ギター(小沢健二、小山田圭吾)やピチカート・ファイヴに代表されるこのジャンルは、ソウル、ジャズ、ボサノヴァなど海外の音楽をサンプリング感覚で再構築した、極めて洗練されたサウンドでした。

音楽だけでなく、ファッションやデザインも含めた一種のライフスタイルとして機能した「渋谷系」は、後のサブカルチャーにも多大な影響を与えています。

90年代の熱狂を、高音質オーディオで

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